観音寺略縁起

当山は山号を牛玉山(ごおうざん)、寺号を観音寺といい、真言宗智山派に属し、本山を京都の東山七条の智積院に持つ。

永正12年(1515年)快祝法師が中興し、元は見越村(現在の愛知県愛西市佐織町)にあり三輿山廻向院観音坊といわれた。

また戦国武将-織田信長の父信秀の頃より白山信仰の先達として寵愛を受け、豊臣秀吉、徳川家康の信頼も厚く、慶長13年(1608年)祝蔵法師の時、白山社と共に現在の土地に移り、津島神社の社僧の列に加わり、牛玉山(ごおうざん)神宮寺と呼ばれた。

ご本尊は不動明王座像(応永6年良辨作)で毎月28日の不動明王ご縁日には朝10時より護摩を焚き、家内安全、身体健康などのお願い事を祈念しております。

本堂内には弘法大師はもとより阿弥陀三尊、薬師如来、歓喜天、地蔵菩薩など真言宗の仏様を所狭しとお祀りしております。

ご本尊・断ち切り不動尊

悩み、苦しみ、病気などを智恵の利剣で断ち切り、強い意志を持って進む「断ち切り不動」こと、牛玉山観音寺のご本尊・不動明王でございます。

煩悩は生きるエネルギーです。しかし我々人間は悩み迷うとその煩悩に振り回されてしまいます。断ち切り不動尊は知恵の利剣よって、悩み迷いを断ち切って自分の中の生きるエネルギーに気づかせてくださいます。

毎月28日はご本尊不動明王のご縁日で観音寺では護摩祈祷を致します。ぜひご参拝くださいませ。

御詠歌

御詠歌とは仏様や霊場を讃えた和歌のことです。観音寺御詠歌は石碑にも刻まれており、書置き御朱印として授与しております。

観音寺御詠歌

「阿りが多や 八十八のみほとけを このひにをがむ 極楽の山」

御詠歌の刻まれた石碑は昭和11年頃創建されました。当時は本四国のお大師様の霊場(四国88か所)をお参りするにはお金も日にちもかかるので行けない人も大勢いらっしゃいましたが、観音寺には四国88か所を全てお参りしたのと同じ功徳が頂ける本四国霊場が安置され、観音寺で一度にお参りができるのは有り難くこの上もなく幸せであるとしてこの御詠歌は歌われました。


現代語訳

「一日で四国88か所を全てお参りしたのと同じ功徳が頂ける。まるで極楽へ誘われた気分、ありがたや~ありがたや~」

厄飛ばし大念珠

観音寺の十二支の仏様の前には大念珠と称して108つの大きな珠がございます。
これらを両手で引いてカチカチと音を鳴らせば心の悩み、迷いを吹き飛ばし正しい自分の道へと導いてくださることでしょう。
厄飛ばし大念珠としてご参拝の方は是非、カチカチとお鳴らし下さい。

 

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